柏島生物図鑑

アカボシハナゴイ

学名 　Pseudanthias　lori
和名 アカボシハナゴイ
体長　　５ｃｍ
撮影地　　大月町　３５ｍ
撮影者　松野
このハナダイですが、初めて見たのは、勤崎で、その時はアサヒハナゴイの中に１匹だけ交じってて、かなり変な感じでした、沖縄や、パラオでも見れる水深は柏島とおなじくらいでだいたい３０ｍ～４０ｍ前後ではないでしょうか、アサヒハナゴイによく似てますが、尾柄背部の赤点が長くなっていて見分けがつきます。
大月町ではかなり、個体数がすくなく、なかなか見ることが出来ないハナダイです。
この個体は、写真に結構撮りやすいです、ただなかなか鰭を広げてくれないですね。

ナミスズメダイ

学名 Amblyglyphidodon plagiometopon
和名 ナミスズメダイ
体長　　４ｃｍ
撮影地　　後浜　２０ｍ
撮影者　松野

このスズメダイは沖縄方面に行けば、別に珍しくもなんでもないスズメダイなのですが、柏島では２００６年に後浜で１個体だけ出て、しばらくずっと同じ場所に居て、人気者となりました。
同じ属にはクラカオスズメダイ、ヤマブキスズメダイなどが居て、どれも体高があり、見た感じ存在感があるスズメダイですね。
遠くから見てもこの胸鰭の黄色が目立ち、大好きなスズメダイの一つです。今年もまた出てくれないかなぁ・・・。

クレナイイトヒキベラ

学名 Ｃｉｒｒｈｉｌａｂｒｕｓ　ｋａｔｏｉ
和名 クレナイイトヒキベラ
体長　１０ｃｍ
撮影地　民家下２２ｍ
撮影者　西山一彦

1995年6月8日八丈島ナズマドで発見され、柏島では1997年10月に平田さんが発見されたベラです。後浜や、勤崎など結構あちこちで見れます。必ずみれるときはまわりに雄雌で
何匹かいます。そのまわりには、ツキノワイトヒキベラやクジャクベラ、ピンテールラスなんかがよくいっしょにいます。
写真は雄の鰭全開で、これがなかなか写真で撮れなくて、かなり熱くなって追っかけまわしてしまいます・・・でも追っかけずにじっくり待ったほうがチャンスがあるよーな感じですね。

カタボシニシキベニハゼ

学名 Trimma nomurai
和名 カタボシニシキベニハゼ
体長　２，５ｃｍ
撮影地　勤崎４２ｍ
撮影者　松野

このベニハゼは通称「カタテン」って言われていたハゼで、
ベニハゼ属１－１４（日本のハゼｐ１１６）です・・・が、2007年3月に正式名がつきました。
柏島では、生息水深も結構深いのでなかなか見れる機会は少ないです。
「コレ撮らせてよ！見たいねん！」ってリクエストがたくさんきそうやねんけど、状況が許せば・・・としかいいようがありません～！！
結構撮りやすく、ゆっくり近ずけば、等倍までよれますよ！

トウカイスズメダイ

学名 Ｃｈｒｏｍｉｓ　mirationis
和名 トウカイスズメダイ
体長　１０ｃｍ
撮影地　後浜４８ｍ
撮影者　松野

スズメダイの仲間で一番種類の多いのがこのクロミス属です。
その中でもなかなか見ることの出来ないスズメダイです。柏島では、勤崎、後浜の4５ｍ以深にいくと結構見ることが出来ます。
幼魚は背鰭、尻鰭、腹鰭がとてもきれいな黄色で「うわっ！きれー」って感じですが、大きくなっちゃうとこんな色あいになってしまいます、ただほんま、生息水深が深い・・・・ですね。、